フリット七宝  | 
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| 1.研摩した素地の上に釉薬を盛ります。 単色・多色盛りにしてもよく、透明・不透明の釉薬を盛っても良いでしょ。  | 
			    2.フリットにはオナメントフリット・透明フリット・不透明フリットがあります。  | 
			    3.のせ終わりましたら十分に乾燥させ800度で焼成します。 フリットが丸味をおびて沈み始めたら取り出します。  | 
		      
| フリットとは粉末になる前の七宝絵具の粒です フリット透明・フリット透明6色混合・ミックスフリット・オナメントフリットや棒状にしたスレットなどが有ります。  | 
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							マーブル七宝 
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| 1.研摩した素地の上に透明・不透明の釉薬を線状に盛り十分に乾燥させます。 | 2.炉の温度が850度位で胎をいれ、溶け始めてきたらマーブル棒を扉のすきまから入れて温め、炉の中で描きます。 | 3.あまり力を入れ過ぎない様に軽くマーブル棒を動かします。 扉を閉めてしばらくおき炉から取り出します。  | 
				
 噴釉七宝  | 
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| 1.白または淡黄など(不透明色)を平らに1mmよりやや厚めに盛り800度で焼成します。 | 2.彩色は透明色を厚く盛らないように注意し薄くぼかします。乾燥後850度の炉に入れます。 | 3.高温で1分位焼成した場合は細かい噴釉、やや低くゆっくり焼成した場合は粗い噴釉になります。 | 
 かき割り七宝  | 
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| 1.釉薬の黒(不透明色)を全体に盛り乾燥後800度で焼成します。 | 2.白(不透明色)を乳鉢で細かくすりつぶし、濃いCMC溶液(水200ccに対してCMC大さじ1を溶かす)を入れて薄く塗ります。十分に乾燥させます。 | 3.乾燥した白い釉薬を目打ちやホセでかき割ります。 かき割った釉薬を吹き飛ばしながら同じ線を何度もなぞらないように描きます、800度かるく焼成します。  | 
	        
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| 4.彩色は主に透明釉で筆で塗ます。 (釉薬は乳鉢で細かくすりつぶしておくと良いでしょう)800度で焼成します、焼きすぎないように注意して下さい。  | 
		      5.補色をして焼成して完成です。 焼成は2〜3回で完成するのが良いでしょう。  | 
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 銀箔七宝  | 
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| 1.の済んだ素地に白い(不透明)または白透を平らに盛ります。 乾燥後800度で焼成します。 周りをヤスリがけしておくとキレイに仕上がります。  | 
		      2.少し大きめに切った銀箔を金ブラシでたたいて穴をあけ、手で握ってしわを寄せます、薄いCMC溶液を胎に塗り銀箔でくるみます。 | 3.750度で焼成し炉から取り出しスプーンなどで銀箔を押さえ付け平らにします。 銀用の白透を盛り800度で焼成します。  | 
		      4.銀用の釉薬で彩色し乾燥させて再度焼成します。 はみ出た釉薬をヤスリで整え台に取り付け完成です。  | 
	        
 有線七宝  | 
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| 1.銀線を網にのせ750度の炉でなまし焼きをします。 色々な太さの棒にコイルのように巻き付け頂点を切り銀線の輪を作ります。  | 
		      2.銀箔七宝の要領で銀箔を張り銀白透を盛り焼成し、その上に薄いCMC溶液をつけながら銀線をピンセットで置きます。 | 3.水洗いした銀白透を乾燥し、置いた銀線の上にまんべんなく指で揉むようにかけ750度で焼成して銀線を定着させます。 | 
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| 4.透明釉を銀線の中に7分目に盛り(一番さしと言います)、次にバックに色をさし780度で焼成します。 | 5.次に銀線の高さいっぱいに色をさし(二番さしと言います)補色をし焼成。 | 5.仕上げに砥石#400で水を流しながら表面を研ぎ凹凸がなくなったら780度の炉で軽く焼成します。 | 
 彫金七宝  | 
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| 1.下絵に沿って金切りバサミや糸のこで切り抜き、金工ヤスリできれいに整えます | 2.銅板を七宝炉に入れ赤くなるまで熱し(約30秒)炉からだし自然に冷やします(焼き鈍し) | 3.ディクセル溶液(コップ一杯の水にディクセル大さじ4杯を入れガラス棒などでかきまぜ溶かす)に漬けておきます | 4.水を流しながら真鍮ブラシや研摩綿できれいにし、裏をいも木づちで軽くたたき表面を山高にします | 
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| 5.ヤットコで曲げて形を整えます、クサリを通す穴などをハンドドリルであけておきます | 6.再びディクセル溶液で洗い、水を流しながら真鍮ブラシで軽く磨きます | 7.裏引きをして乾燥後、焼成します。 (裏引き絵の具はCMC混入済み水に溶かすだけでOK)  | 
		      8.ディクセル溶液で洗った後、釉薬を盛って焼きます。 窯変絵の具が最適です。  | 
	        
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| 9.周囲の黒くなった火肌を、砥石や耐水ペーパーで磨きます。 | 10.周囲の金属部にいぶし液を塗り、できあがりです。 | ||
 透胎七宝  | 
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| 1、セラシートをアルミナ板の大きさに合わせて切ります。 (セラシートの代わりにセラミック板を使ってもよい)  | 
		      2、アルミナ板の上にセラシートを敷き、有線ワクを中央に置きます。 | 3、外側から中心に向かって、ピンセットを使ってオナメントフリットをつめて並べます。 | 
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| 4、水で溶いた銀用白透絵の具をすきま全体に盛り乾燥させます。 | 5、780〜800度の炉で約2分焼成して完成です。飛び出したフリットは水を流しながら砥石で研ぎます。 | |
 銀台&有線台  | 
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| 1、780〜800度の炉で1〜2分空焼きして表面の油分などを取り除きます。 | 2、裏面にCMC溶液を筆で塗り裏引きにする絵の具(銀用白透明絵の具が最適)を薄く盛り780〜800度の炉で焼成します。 | 3、デザインに合わせて銀用絵の具で施釉・焼成します(表面に赤系、紫系の絵の具を使う場合は発色が悪くなるので表面にも銀用白透絵の具を盛って下さい) | 4、2〜3度施釉・焼成し色の濃淡を出し完成です。 | 
 ガラス七宝  | 
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| 1、セラシートかセラミック板の上にフリットを好きな形に並べ約800度の炉で3分位焼成します。 | 2、除冷が必要です、しばらく炉に入れたままにしておきます。 | 3、フリットは溶けて接着しています。 焼けたセラシートは水で洗い流します。  | 
	        
 平脱七宝  | 
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| 1、丹銅板を金属研摩綿でよく磨き水で溶いた裏引き絵の具を平らに盛ります。 よく乾燥させ表に郡青(背景にする色)を盛ります。  | 
		      2、乾燥後800度で焼成します。背景色は濃い透明色(黒透。エビ茶など)がよいですが、赤系にする場合は白透を一度焼成すると発色がきれいです。 | 3、銀箔を真鍮ブラシで軽くたたき穴をあけます。和紙にヤマトのりをのばしてつけ、銀箔をはって乾燥させます。 | 4、下絵用和紙に描いたデザインを裏にして銀箔を貼った和紙にカーボン紙で写し、デザインどおりカットします。 | 
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| 5、カットした和紙をピンセットで水に放し和紙をはがします。 はがれた銀箔を焼成した銅板の上に並べます。  | 
		      6、一度800度で焼成します。 銀用白透を焼成した銀箔の上に薄く盛り800度でもう一度焼成します。  | 
		      7、銀用絵の具や透明絵の具で彩色しますときれいに仕上がります。 | 8、補色して1〜2焼成し完成、銀の色合いがきれいです。 | 
 マイルド七宝  | 
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| 1、マイルド白板に最初に空焼きして汚れを落とします。 白板に赤カーボン紙でデザインを写します。  | 
		      2、ブレンド絵具の黒で面相筆を使い線描きします。 | 3、黒い線の上に絵具がのらないように彩色します。炉の上に置いて十分に乾燥させます。 | 4、2〜3度、炉から出し入れをして最後に扉を閉めて焼成します。 750度で約1分30秒  | 
	        
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