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プリハード「世界の名画」
FINE ART REPRODUCTION PREHARD

種をまく人/ミレー
66157 F3号 額サイズ:47×42cm    ¥30,000+税
66158 P10号 額サイズ:73×61cm    ¥52,000+税

種をまく人
1850年 油彩101×80.7cm
所蔵:山梨県立美術館/甲府

ノルマンディーの寒村に生れたミレーは、奨学金を得てパリに出て、官学派のドラローシュのアトリエ(画塾)で学びました。初めはサロン展に入選しやすい絵を描きますが、1848年2月革命下の無審査のサロンに(小麦をふるう人)を出品しました。専ら農民画を描くようになるのは、1849年にバルビゾンの村に移ってからです。故郷の風景の中にいる農民を描いた(種をまく人)は1851年のサロンに出品しました。ボストン美術館にも同構図の絵があります。

ミレー Jean Francois Millet(1814〜1875)
産業革命が進む19世紀フランスでは、人々が都会を目指す一方で、農村に住んで自然を描く画家たちがいました。彼らが住んだのがパリ郊外の「バルビゾン」。特にミレーは風景画に加え、時には過酷な側面を持つ自然の中で、大地を耕し生活する貧くも純朴な人々を描きました。そしてそれらの現実的な絵画を急速に都市化が進み豊かさを増していくパリで発表し、都会の人々に衝撃を与えました。


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