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プリハード「世界の名画」
FINE ART REPRODUCTION PREHARD

落穂拾い/ミレー
66162 P15号 額サイズ:70×85cm    ¥85,000+税
66163 50号原画同寸大 額サイズ:106×134cm   ¥330,000+税

落穂拾い
1857年 油彩 83.5×111cm
所蔵:オルセー美術館/フランス

1852年頃からミレーは落穂拾いを主題とした作品を考えていたようで、多くの習作が残っています。53年には農民生活の四季を描いた同寸法の一連の作品、春(葡萄畑にて)、夏(落穂拾い)、秋(木こり)、冬(雑草を焼く女)があります。この主題を更に発展させたこの作品は、最下層の労働に従事する3人の農婦の姿を描いて、社会的メッセージを強く打ち出しています。この絵はサロン展に出品、物議を醸しました。1966年に東京国立博物館で展覧され評判を呼びました。

ミレー Jean Francois Millet(1814〜1875)
産業革命が進む19世紀フランスでは、人々が都会を目指す一方で、農村に住んで自然を描く画家たちがいました。彼らが住んだのがパリ郊外の「バルビゾン」。特にミレーは風景画に加え、時には過酷な側面を持つ自然の中で、大地を耕し生活する貧くも純朴な人々を描きました。そしてそれらの現実的な絵画を急速に都市化が進み豊かさを増していくパリで発表し、都会の人々に衝撃を与えました。

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